府中刑務所

出所まえ (2006年6月上旬)
誠心寮という建物が在ります。ここは釈放前約2週間の囚人さんが居るところです。 鉄格子もなく、ドアの鍵もなし、食堂で自由に会話できて、綺麗な内装です。

模範囚 (2006年6月上旬)
牢屋の中に、ドアで区切られた「のぞみ寮」という所が在ります。ここには、模範囚が入るそうです。 10部屋程ですが、今日は空室でした。

釈放 (2006年6月上旬)
今朝、白塗りのベンツが3台駐車していました、お勤めが終わったヤクザさんが出所しました。 お世話になった看守さんに、愛想良く何回もお辞儀していました。

カルガモ (2006年6月上旬)
ここには、カルガモ君が居ます。春にふ化した子供達は総勢14羽でカラスなど食べられて、 現在2羽が元気良く育っています。
刑務所内には3箇所に池が有り、アチコチ親子で歩き回っています。

パン売り (2006年6月上旬)
今朝、炊場から多量のコッペパンを運び出していました。行き先は科学博物館?か何処かで 全国の刑務所で製作された色々な物の展示販売会でコッペパン2個100円 で売るそうです。このパンは大変評判が良くて直ぐ売り切れるらしい。

病棟 (2006年6月上旬)
以前、病棟の奥に、結核病室があると書きましたが、今日はそこの工事でした。
先ず、白衣を着て強力マスクをして入口で手を消毒します。30分くらいの作業でした。 それから、一般病棟の入口に居た点滴を受けていた寝たきりの囚人さんが居なくなってました。 亡くなったのかな?

雨に負けず (2006年5月下旬)
看守さんの制服は、3種類です。夏、冬、間服があるそうです。5月は冬と夏の間で、1ヶ月だけ間服を 着るそうです。
刑務所内は雨が降っても傘はさしません。(ある意味傘は凶器になるからだそうです) 看守さんは、我々がカッパを着るくらいの雨でも制服のままです。まぁ、主要建物間は屋根付きの 通路で繋がっていて通常では濡れないのかもしれません。
でも、朝の出勤の様子を見る限り、傘をさしての出勤光景は見かけませんね。

騒ぐ囚人 (2006年5月下旬)
保護房という建物(牢屋)があります。ここは騒いでどうしようも無い囚人さんが入るそうです。
府中刑務所では、5棟中20部屋位存在しますが、4部屋くらいが使用中でした。 その内一棟は古く映画で見る牢屋って感じが色濃く残っています。全ての保護房の内装は床,壁,天井 共に板張りで、便器に金隠しなし、天井は3メートルくらい、上の方に明り取り、出っ張りが無く、 相当暴れてもゲガしないような造りです。その内一部屋だけ内装前面にクッションが貼り付け られた所がありました。
この日の作業中に、叫びながら何処かをガンガン叩く音がしていました。

厨房 (2006年5月下旬)
今日は厨房(炊場)の工事しました。厨房は常に稼動しているので、昼間は工事が 出来ないので、18時から20時までの夜作業でした。
さすが3000人の囚人さんの食事を作っているだけあって、小学校の給食室のデッカイ版でした。

独房 (2006年5月中旬)
今日から最もヤバイ囚人さんたちの居る独房の工事、仕事仲間のOさんは 牢屋の中から「10トントラックでひき殺すぞ」と言われたらしくてかなりビビッていた。 このヤバイ独房は全5棟の内の2棟で、一週間をかけて工事を実施する計画です。
耳栓着用で仕事しようかなぁ?(笑)

病気になったら (2006年5月中旬)
今日は病舎の作業でした。病舎は3階建てですが、病院として使用しているのは 1階部分で2,3階は一般牢屋と同じです。
もちろん、囚人さん達が病気になった時に此処に入るのですが、本当に病気の囚人さんは 数える程、殆どが仮病らしいです。
病舎の廊下の奥の方に扉で仕切られた10部屋が結核病室でした。

テレビの番組 (2006年5月中旬)
2つ前にで部屋にテレビが1台づつあると書きました。その放映内容は全て録画したドラマを 全館同じ時間帯に放映しているそうです。
ニュース系は放映しないそうです。

休みの日 (2006年5月中旬)
受刑者は自分に向いた作業に従事しますが、土、日は作業や運動はしません。 牢屋の中にいて、思い思いに読書や転寝している様子です。でも、食事係りだけは 作業しています。

環境 (2006年5月上旬)
牢屋の内部を紹介しましょう。大体はテレビや映画で見た通りでした。一つ ビックリしたのは、一部屋に一台テレビが設置されている事です。冷暖房は昔から 無いそうです。

独房ゆき (2006年5月上旬)
前回独房の話をしましたが、今日の作業はその独房内の工事をしました。
何故独房に入るかというと、集団生活が出来ない、強調性に乏しい等がその理由です。 運動も独り、作業も独房で独り、風呂も独り、なのです。刑の重い軽いや受刑期間が長い 短い等は関係ないのです。辛い刑務所も皆で和気藹々と暮らせば少しは楽しいでしょうに。

自動車整備 (2006年5月上旬)
以前、作業所があって色々な物を造っていると書きましたが、新しい物を発見しました。
それは、自動車整備工場です。民間の整備工場の出張所みたいな運営をしているようで、 整備工場の工員を囚人さん達がやっているのです。

運動 (2006年5月上旬)
運動(体を動かす事)は万人にとって大事な事です、囚人さん達も晴れた日には運動場で、体を動かします。 ミニテニスみたいなもの、ジョギング、ストレッチ、各人それぞれです。雨の日は体育館になります。
ところが、狭いところでしか運動出来ない囚人さん達がいます。それは独房に居る囚人さんです。みかんを横に カットした物を想像してください。そのミカンの1房が運動場所なのです。運動する時も独りなのです。

面会人 (2006年4月下旬)
面会人は結構頻繁に来るのですが、女性は結構美人(美形)系が多いです。 ヤクザさん達は美人が好きみたいですね。

受刑者 (2006年4月下旬)
ここは、再犯以上の囚人さんの刑務所で、主にヤクザさんです。先日週刊誌に載っていた、 現在山口組6代目が収監されているらしいです。ビップ待遇で看守さんも専属で他の囚人 さん達と接することなく受刑しているらしい。

出所 (2006年4月下旬)
4月の日曜の朝、あるヤクザの幹部が出所して行くのを目の当たりにした。 作業の為入場待ちしていると、白色セルシオや白色系ワゴン車が4、5台駐車場に 入って来て怖そうな人が降りて来た。その内囚人さんが独り出所して彼らの前に 歩いて行き深深とおじぎして、出迎えの人たちに「ご苦労さんでした」「お疲れ様でした」 と声を掛けられていた。最後にベージュ系の背広を着た優しそうなオジサンにポンポンと 肩を叩かれながら車に乗り込んで行きました。
映画で見たシーンを思い出しました。

音楽会 (2006年4月下旬)
今日は土曜日、正門前の駐車場に何時もより沢山の車があった。大物でも出所するのかと 思いきや、手に手に楽器ケースを持っている様子である。 守衛さんに聞いたら、月に一度の楽団による演奏会らしい、聴衆は囚人さんである。 ほとんどの囚人さんが、この演奏を聞くらしいです。

仕事時間 (2006年4月中旬)
ここの中は作業時間が短いので困ります。朝は8時15分頃から入場手続きをして現場に 付くのは9時。立会い者が二人付きます。立会い者の目の届く範囲内だけしか自由に移動できない のです。11時30分に全ての材料と工具と一緒に塀の外に出なければならないのです。 午後は現場に付くのは13時30分ころ、15時30分過ぎには片付けを始めて16時30分 までに塀の外に出ます。ということで、4.5時間くらいしか作業時間がないのです。

やります (2006年4月中旬)
ここは、何でも囚人さん達がやります。
トイレ掃除(当たり前)、所内掃除、自分達の服の洗濯(凄い量です3000人分)、自分達の 食事、庭の造園。月曜~金曜日は作業所で色々な物を作っています。有名なのは革製品や 家具類ですが、その他にもモーターのコイル、エアーフィルター等等。多岐に渡っています。

何時もと違う (2006年4月初旬)
通常工事で客先での作業中は、お客様の邪魔にならないように加工場所の設定や材料の置き場 、お客様の通行がある時は作業を一次中断することは当たり前です。
でも、ここでは私達が優先です、囚人さん達が団体で通り掛かると、看守さんが作業の邪魔に ならない様に歩け!という指示が飛びます。こちらは、つい何時もの癖で避けてしまうのです。 だいぶ慣れてはきましたが、何か変です。

撮影禁止 (2006年3月下旬)
今回の仕事現場は都府中刑務所です。普通では入れない場所なので仕事をしながら仕入れた 情報を書いてみたいと思います。
写真が思うように撮れないのが残念です。